ブ日記

ウェッブでつける日記です。

『SSSS.GRIDMAN』2話メモ

 この一週間以上ずっとアカネちゃんについて考え続けていたんですが、その結果分かったのは「一つの対象についてぐるぐるぐるぐると頭の中でこねくり回し続けるとそもそもの認知が歪む」ということだったので、ツイッターとかでぽつぽつ呟くのではなくその時その時の見解をある程度見やすい形でまとめる場があった方がいいな(精神の均衡を保つのに)、ということで重い腰を上げてやっとはてなブログを開設することにした。十年前にやっておけば透徹した視点を備えた高校生ウェブ日ッカーとしてはてな論壇の寵児になっていたこと間違いなしなんですけどね。

 とりあえずは続けやすいように各話ごと箇条書きでメモる形式で。

 

  • 正直一話を見た段階でこのアニメ自体に対してはそこまでの信頼感も無かったのだが、OPで不安が吹き飛んだ。これだけ「このアニメがやりたいのはこういう事です!」と言い切るような物はそうそう作れない。
  • ”君を退屈から救いに来たんだ”というそのまんま過ぎるフレーズとともにアカネちゃんと対峙するのが巨大なグリッドマンなのが良い。
  • 十中八九アカネちゃんの現実の姿であろうフードの子、最初に見た時は正直表情で引いちゃったけど改めて見たらかわいいですね。
  • 裕太と内海キービジュアルでもOPでも本編でも大体ひっついてるな。
  • 人ん家の店先を「グリッドマン同盟の秘密基地だろ?」と言い張れる内海は相当神経が太い。
  • アカネちゃんが「いきなり本題から入る上に説明不足」「話の流れを無視して唐突に話題を振る」と典型的なオタクの喋り方なのは分かりやすいけど、担任との会話なんかを見ると(反射的に謝っちゃうとか変な空気になるとおどけて誤魔化すとかはあるが)特別人と話すのが苦手な感じではなさそう。
  • 知らない女子に餌付けされてあれこれ詮索されることについて裕太くんはどう思ってるんだ。あの三人の中でアカネに対する評価が分かるキャラが内海しかいない。
  • 冷静に考えるとあの魚眼レンズ演出から「ぶつかってきた先生が謝らなかったことで殺意を抱いた」事を読み取るのは相当困難だな。
  • 「眼鏡は心の窓」とか部屋は持ち主の精神を反映するとか以前にゴミ屋敷に住んでヒビ割れた眼鏡常用してる時点で正常な精神状態ではありえない。
  • 汚部屋についてはそこまで気にしてなかったんですが机の内部にまでゴミ袋が詰まってるのに気付いてうわっ、汚ねっ、と思った。
  • 基本的に現実の高校生っぽさを重視しているであろう演技なのに内海だけ妙に芝居がかった台詞回しな気がする。オタだから?
  • 味方のキャラがポンコツぞろいなので一人だけまともすぎるくらいまともな六花ちゃんに同情してしまう場面が多い。
  • サムキャリさんが六花に対して親身なあたりにバランス感覚を感じる。
  • アカネちゃん基本弛緩した表情が多いけど、特に怪獣を暴れさせてる場面では安心しきったような表情でかわいい。
  • 「ならない」「それなら出来る」はいったい何だったんだろう。まともにコミュニケーション取れないキャラが多い。
  • グリッドマン勝利後の内海喜びすぎ。動き大きすぎ。直後のシーンでブチ切れるアカネちゃんとの対比にもなっていて、この二人がブラウン管(笑)の中の出来事にばかり心奪われる似たもの同士であることを示しているように思える。
  • EDの”光になる”のところで目をゆっくり開くアカネは憂いを帯びた美少女! って感じで感動的なんですが、現状アカネちゃんまったくこんな顔しそうにない。彼女にも年相応の内面はあるはずなんだけど。