裕太やアカネの掘り下げをするのかなーと思ってたら内海の話でびっくりした。いや裕太の掘り下げでもあるんだけど。
- 普通にどさくさに紛れて逃げてた。
- とっさに出て来た言葉が「ごめん」なのが辛い。自分はもう許されない(から開き直るしかない)、というのがアカネちゃんの振る舞いの根底にあると思うので。
- 言ってみりゃアカネちゃんのなけなしの攻撃性の象徴だったカッターナイフで本当に人を刺してしまった(その事に自分で怯えた)以上これ以上怪獣製作は出来ないんだろう。
- これまで隠蔽されてた災害のメタファーとしての怪獣という側面が一気に露になった感。
- 人の死についての六花となみはすの温度差が生々しい。怪獣と言わずに事故や災害で例えたのでなおさら。
- モブの大人達が災害に対処する描写が目立つことで高校生の無力さ/受け身さが露になる。
- なみはすの微妙な立場の違いを示す黒煙。
- 「一般人代表だよ!」裕太が刺されて一気に心境が変わってる。
- 10話でまた内海がオーバーリアクションしてたのってこの展開のためなのね。
- 「足下を気にしてたら戦えない」グリッドマンも明らかに建造物の被害気にしてないよな。
- ドラマパートでこの世界にもそこに生きる人々と日常があることを強調してるのと特撮パートの齟齬をどう解決するんだろ。
- アンチをぶん殴ろうとしてここは病室だと止められるシーン、モブと対等に映されることで本当にただの一般人であることが示されている。
- 病室のくだりで内海が主要キャラとモブみたいな世界観から抜け切れてないことが示される一方、なみはす問答と病室のシーンで六花が誰でも平等に尊重することが再確認される。
- 特撮オタの箱庭でベノラの霧が覆い隠していた怪獣バトルの後始末が明らかになると同時に同じ特撮オタの内海がそれまで準拠していた世界観も崩壊するって感じか。
- アンチくん相変わらず言われたことを鵜呑みにするなー。
- 遠景でグリッドナイトが戦うシーンコマ数落としてるけど、説明台詞と一緒なので違和感がない。
- 「新条に刺されたんだぞ!」でグリッドナイトも刺されてるの笑っちゃう。
- グリッドマンに目覚めたら目が金色になってて、六花のキャラソンは? ってちょっと思いました。
- 裕太が刺された時一人だけ現実を受け入れられなかった時点で内海にとっての楽しい非日常は終わってるんだけど、裕太がグリッドマンに憑依されてることが判明して完全に彼にとっての日常と非日常が断絶している。
- 主人公の親友という立場すら奪われてるんだよな。六花との対比が残酷。
- ジャンクが起動するときSSSSって表示されてる。
- 標識だらけの謎展望台。カツヨ!
- 「ちゃんと刺したはずなのに」徹底して自己認識がずれてる。
- 六花は自分の身の回り、想像力の及ぶ範囲内にあるもの全てを出来るだけ尊重している人間なのであの台詞をアカネ以外要らないとは解釈できないよな。
- 「アカネは私の事どう思ってるの?」六花と直面することから逃げ続けてきたアカネにとって決定的な一言。
- アレクシスが割り込んできたときのほとんど安心するような諦めた眼。直前のフラッシュバックで溢れ出した気持ちを吐き出そうとしてたろうに。
- 完全にアレクシスを怖がってる声でよい。
- インスタンス必要なんだ。
- ホントに残り一話で全部回収できるの!?
- あー怪獣が隠そうとしてた嫌な部分の象徴にもなってるのか。これならアカネちゃんの内面の話にスムースに持ってけるか?
- 六花が知るアカネがどういう人物なのか全然分からない、もっと言えばこの世界の住人にアカネがどう見えてるのかもいまいち分からないのは意図的なんだろうな。
- 内海は楽しいことは友達と共有しようっつう性格だから六花に宇宙船押しつけたし、何でも持っている(振りをしていた)アカネちゃんとの交友に何か足りないと思ったのかも。